みなさん、鶏の唐揚げはお好きですか?今回は、『塩麹』を使って、簡単なのに冷めても柔らかく、味もしっかり染み込んだおいしい唐揚げのレシピをご紹介します。塩麹は、酵素の力でタンパク質を分解して旨み成分をアップさせ、お肉を柔らかくしてくれます。味付けは、ざっくりでOK!そして、揚げ物ではありますが、ヘルシーに仕上げる為に、米粉と米油を使います。ご家族やアスリートの夕ご飯やお弁当にいかがですか?材料材料量鶏もも肉(むね肉でも)500gA 塩麹大さじ2A 酒大さじ1A すりおろし生姜小さじ1/2(なくても可)B 米粉適量B 片栗粉(お好みで)米粉の1/2米油適量つくりかた鶏肉をひとくち大にカットするカットした1の鶏肉をポリ袋に入れ、そこにAを入れて揉み込み、冷蔵庫で寝かせる。(一晩以上おくとしっかり味が染み込みます) Aは大体でOK!目で見て、鶏肉全体に行き渡るくらいの分量です。別のポリ袋に米粉と片栗粉(おすすめは2:1の比率)を入れ、袋口をぎゅっと持って振り、粉を混ぜる。そこに2の水分を切った鶏肉を入れ、もう一度振って粉をまぶす。※ポリ袋を使うと、ボウルより少量の粉でまぶすことができ、洗い物も減ります♪ お肉の量が多い場合は、鍋に入りそうな分ずつポリ袋に入れると、粉をまぶしやすくなります。フライパンや小鍋に油を入れ、火にかける。油が温まったら、少しはたいて、余分な粉を落としてから鶏肉を入れる。鍋にいっぱいになるくらい入れてOK。油の量は小鍋に1〜2cm程度で十分です。鶏肉の表面が油から出ていても大丈夫♪※お肉を入れた時にジュワーッといい音がするくらい、最初に油を温めてくださいね。そうすると、失敗をグンと減らせます。ただし、少量の油での揚げ物は高温になりやすいので、あとの火加減には注意です!揚げはじめはあまりさわらず、まわりの衣が固くなって少し色がついてきたら、ひっくり返す。その後は、時々鶏肉を菜箸で持ち上げ、油を切るようにしながら揚げるきつね色に揚げたら(菜箸で持ち上げた時にかるい感じがする、菜箸から振動が伝わってくるのが火が通った目安)網やペーパーで余分な油を落としてから盛り付けますもちろん揚げたてが一番ですが、冷めても美味しいので、お弁当にも◎生姜を入れると和の風味がアップします。お好みでどうぞ。衣には、米粉と片栗粉を使っています。私はベトっとした揚げ物はちょっと苦手なのですが、米粉は粒子が細かく薄い衣になるので、油を吸収しにくく、サクッと仕上がります。また、片栗粉を少し混ぜることで、ほんの少し衣にボリュームを出しています。もちろん、米粉だけでもOKです。揚げ油には米油がおすすめ。酸化しにくく、カラッと揚がります!「揚げ物」には変わりありませんが、他の油よりも油っぽさをぐんと抑えられます。油のきれがよく、ベタベタした感じが少ないので後片付けも楽です。少々お値段が上がりますが、無味、そして嫌な油の匂いも少なく、大変使いやすい油です。他の植物油に比べて、トランス脂肪酸も少ない上、悪玉コレステロールを下げる働きもしてくれます。揚げ物は控えているけど、やっぱり唐揚げを食べたいな…なんて時は、ぜひ、米粉や米油を活用してみてください。そして、今回、力を発揮してくれるのが『塩麹』。『塩麹』を知ってから、冷蔵庫に常備するようになりました。唐揚げだけでなく、親子丼、チキンライス、ハンバーグ、他の肉料理、魚料理、それにスープもサラダも塩麹に頼りまくり、旨み成分で、まろやかなのに良い味が出ます。お肉や魚を塩麹につけておいて、必要な分だけ使ったりもしています。下味がつくだけでなく、お肉やお魚が、ふっくらしっとり柔らかく仕上がるので、料理がしやすく、気に入っています。ぜひ試してみてください。