自分から進んでやってほしい前向きな気持ちで取り組んでほしい親であれば誰もがそう思うのではないでしょうか?子どもが頑張っているのを見守りたい!言葉にするのは簡単ですが、ついつい...「もっとこうしたほうがいいんじゃない」「まだここができてない」「ほらまた…」なんて言葉を、かけてしまったりして…言いたくもなります。見ていると、ウズウズしてきますものね。それは、お父さんお母さんがお子さまのことを真剣に考えて真正面から向き合っているからこそです。毎日おつかれさまです。ちょっとお休みもいれてくださいね♪<目次>どんな言葉を聞いて過ごすか成長は経験値ポイントは「成功体験の数」心にも栄養をどんな言葉を聞いて過ごすか体は食べたものでつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる。なんて言葉を聞いたことがあります。素敵だなと思わずメモしました。株式会社トーイズ代表取締役の北原照久氏の言葉だそうです。子どもたちは、大人からすればなんでもないような事を何度も何度も失敗して、何回言われてもすぐ忘れて、考えられないような、えーーーっ!!!と思うようなことをしでかしながら、成長していきます。その過程で、「何回言われてもできない子」「何度やってもダメな子」というレッテルを貼られるか、「何度もチャレンジする力を持ってる子」「何度もやってきたからできることが増えてきた」という見方をしてもらえるかで、その子自身が、自分がどういう人間なのかという認識が随分と変わってくるかと思います。確かに、1回やればできる子、1回では難しくても数回やれば形になっていく子、10回、20回やっても、ほんの僅かしか前に進まない子、様々です。ですが、それは、その子が今持っている力と、チャレンジしている事のレベルがあっているかどうかが大きく関係します。また、その子の中でも種目や分野によって、得意不得意もあります。成長は経験値生まれてすぐは、寝てばかりの小さな小さな赤ちゃんが、毎日の生活の中で、少しずつ力をつけていき、首が座り、手足を大きく動かせるようになり、寝返りができるようになり、ずり這いができ、四つん這いになり、お座りができ、ハイハイができ、つかまり立ち、伝い歩き、ひとり歩き…と、自らの力で、思うままに動けるようになっていきます。それと同時に、笑うようになったり、物やおもちゃで遊ぶようになったり、食事がとれるようになったり、身振り手振りができるようになったり、言葉を発したり…親にとっては大変な、人見知りや、イヤイヤ期も大きな成長です。これらの成長は、経験値でしかありません。こうやったらどうなるか、どんなことができるかなどを学びながら繰り返し、必要な筋力もつけていきます。経験が大事!と言っても、早く歩いてほしいからといって、まだ伝い歩きもままならないのに、歩く練習をさせるのはNGです。「チャレンジできる準備ができていること」が大前提です。何度やってもできないのは、まだそのレベルに進むのは、早すぎるのかもしれません。何回言っても忘れてしまうのは、覚える力がまだ育っていないだけなのかもしれません。とんでもないことをしてしまうのは、こうやったらどうなるか…という考える力がまだまだ未熟なのかもしれません。年齢が低ければ低いほど、複数のことを同時にこなすのは、大変難易度の高いことです。「今はまだできない」だけで、これからできるようになっていくことが、数え切れないほどあります。そんな子どもたちにどんな言葉をかけたいですか?ポイントは「成功体験の数」その時の状況は様々ですので、この言葉をかければOK!なんて魔法の言葉はないのかもしれませんが、ただ今の状態を否定されるのか、それとも肯定されるのか、たったそれだけで今後の意欲はきっと大きく変わります。「まだできてない」ではなく「おしい!もう少し!」「え!ここまでできるようになったの!?」「何回言ったらわかるの!」よりも、できるまでサポート。できるようになった時に、一緒に喜んでみる。サポートも足りない分だけ。できるようになったところは、そっとサポートを減らして。「○○ができてすごいね!」もいいですが、「できるようになりたくて、頑張っているところがかっこいいね!」なんて言い方もあるかもしれません。「これをやったら、こんなふうになれるよ!」「これができたら、かっこいいね!楽しそうだね!」なんて、目標の姿を一緒にイメージするのも楽しそうですね♪そんな積み重ねで、練習意欲が高まれば、もちろん練習回数も増え、そうすると、自ずとできるようになる事も増えていきます。そんな経験から、できるようになったら嬉しい!楽しい!とチャレンジすることが好きになるかもしれませんね。ぜひ、小さな成功体験をたくさんさせてあげてください。心にも栄養をできるようになることは、本当に本当に素晴らしいです。でも、できない今もOKで、あなたのことを大切に思っていると、どうぞ言葉で伝えてあげてください。今の状態が目標からはまだ離れていたとしても、今ここまでできているのが、すごいことなのかもしれません。生まれたばかりの頃は、息をしているのを見ているだけで愛おしくてたまらなかった子どもたち。成長盛り、伸びしろだらけ。どんなふうに伸びていくのか、どんな花が咲いていくのか、楽しみでいっぱいですね♪何をするにも、心と体が元気なことが必要不可欠です。チャレンジすることが好きな子。目標に向かって力を注げる子。夢、幸せをつかみ取れる子。そんな子どもたちが1人でも増えますように。