暑さも本格的になってきた季節、紫外線をより気にする時期となりました。最近は、皮膚への日焼け止めについては晴れの日でも曇りの日でも意識している人が増えてきたとは思いますが、目の紫外線対策はできていますでしょうか？ 紫外線から目を守る方法をいくつか紹介していきます。<目次>・太陽光から目を守ろう！目が紫外線を受け続けたら？・紫外線の影響を予防するための必需品！・目の負担に対するアフターケア・まとめ太陽光から目を守ろう！目が紫外線を受け続けたら？紫外線は肌だけではなく、目にも少しずつ悪影響を及ぼします。例えば、目が太陽から紫外線を浴び続けると角膜へのダメージを受け、痛みや充血などの症状に繋がる場合があります。そのため、真夏の競技や紫外線が反射するスキー、陸上などの競技では目をケアするためにサングラスをかけたりします。また、強い紫外線はそれだけでストレスとなり脳が疲れ、運動や仕事のパフォーマンスが低下します。サングラスなどで目を保護することは、パフォーマンスの低下を防ぐことにも繋がります。また、長年の屋外での作業やスポーツなどで紫外線を浴びると、目にも紫外線が入り、負担がかかることで白内障や加齢黄斑変性などの病気の原因に繋がる(1 とも言われているように、アスリートだけではなく一般の人にとっても目と紫外線の繋がりは避けられないものになっています。紫外線の影響を予防するための必需品！過度の紫外線から私たちの目を守るための道具をいくつかご紹介します。サングラス目からの紫外線吸収を抑えるために、UVカットなどのサングラスを選びましょう！また、普通のサングラスだと横の隙間からも紫外線が入るため、目をしっかり覆うようなものやスポーツ用のものなど臨機応変に対応ください。ちなみに、レンズの濃淡で効果は左右されないため、濃いレンズを選択する必要は特にありません。コンタクトレンズ実は、コンタクトレンズもUVカット機能のついたものがあるのはご存じですか？サングラスをかけることができなければコンタクトレンズでのUVカットはシーンを選ばないのでおすすめです！帽子つばつきの帽子で太陽からの紫外線を防ぎましょう。顔への紫外線を防ぐだけではなく、目へ直接当たることを防いでくれます。日傘顔へ過度な紫外線が当たることを防ぎ、同時に目へのダメージも緩和してくれます。目の負担に対するアフターケア屋外での作業やスポーツにて、長時間強い日差しを浴び続け、目の疲れや日焼けを感じたら目を休ませることを考えましょう。冷えたタオルを目の上に乗せて十分に冷やすことや睡眠を十分に確保すること、コンタクトレンズの使用を少し控えるなど目を休ませることが大事になります。それでも目の痛みなど違和感が引かない場合は、直ちに病院へいくことをお勧めします。また、外からのケアだけではなく、日頃から食べ物による内面からのアプローチも大切です。目に良いとされているビタミンAやビタミンB1などのB群などを取るようにしましょう。ビタミンAは、にんじんやほうれん草、ビタミンB1は豚肉や玄米などに豊富に含まれています。これだけ食べればいいということではありませんが、外でスポーツをした日や目が疲れている時は、いつもの食事に取り入れるのも良いですね。まとめ紫外線から肌を守ることやケアは大事ですが、この夏は目から入る紫外線も気にかけてはいかがでしょうか。特にアスリートの皆さんは1日中外で練習したりすることが多い人もいると思いますので、正しい知識を持ち、目を守って過ごしていきましょう！参照福田 千晶;目に入る紫外線に要注意〜サングラスや日傘などで対策を〜:時事メディカル,2021