「栄養満点の食事が大事ということはわかっているけど・・・簡単に作れるメニューはないの?」そんなお悩みにうってつけ!お味噌汁には欠かせない「お米」に含まれる栄養素と具だくさん味噌汁の作り方について紹介します!<目次>・ごはんに含まれる栄養素とは?・栄養満点 具だくさん味噌汁に入れやすい野菜の栄養素とは・おすすめ具だくさん味噌汁レシピごはんに含まれる栄養素とは?まずは、白米や玄米といったお米の種類を聞くこともあると思いますが、いつもなんとなくで食べているごはんにどんな特徴があるのかご存知でしょうか。例えば、白米には炭水化物(糖質)の他に、たんぱく質やビタミン、ミネラル (亜鉛、カルシウムなど)、食物繊維などの栄養素を含み脂質が少ないことが特徴です。また、よく噛むことで消化吸収率が高まり、整腸作用が期待できる特徴もあります。玄米の特徴は、白米に比べて脂質や食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含むことです。しかし、白米に比べ玄米は消化されにくく、内臓の成長期である子どもにとっては、身体に負担をかけてしまう可能性もあります。そのため、よく噛むことで消化吸収を高める工夫が必要です。また、玄米が苦手な場合は、白米と混ぜて炊くだけでも白米のみで炊くより栄養価も高くなるので、ぜひ試してみてください。栄養満点!!具だくさん味噌汁に入れやすい野菜の栄養素とはアスリートのような強度の高い運動をする人にとっては、運動やストレスに対しての負荷が一般の人より大きいため、身体の回復やコンディションの維持のために、エネルギーやビタミン・ミネラルなどを意識して摂取する必要があります。日々の食事で、白米や玄米に合わせる味噌汁を作る時は、野菜などを多めに使用し、具だくさんにするだけで、白米に足りない分の栄養素を補うことができます。目的別のおすすめ食材をご紹介します。食材によって様々な働きがあり、何を選択するか迷ってしまいますが、難しいことは考えず、5~6種類くらいの食材を使って具だくさんにすると、様々な栄養素が摂れ、毎日飽きずに食べることができます。<管理栄養士監修>おすすめの具だくさん味噌汁レシピ材料2人分 豚バラ薄切り50g玉ねぎ半分 (約90g)豆腐 (大)1/3個 (約80g)にんじん1/3本 (約25g)長ネギ1本(約20g)水2カップ (約400ml)合わせ味噌大さじ1.5 (約77g)本だし調味料小さじ1 (約3g)少し手間がかかるかもしれませんが、豆腐の代わりにじゃがいもを入れたりしても美味しいです!好みでしめじなども入れたりしてみてください!今回のレシピの豚肉は、タンパク質やビタミンB群を含むため、疲れを取りたい時に取り入れたい食材です。また、にんじんや豆腐などの食材も入れることでビタミン、ミネラルを補うことができます。そのほかに、緑黄色野菜のほうれん草や小松菜などを入れて野菜をもっと足してみたりと、様々な組み合わせを作ってみて自分だけの具だくさん味噌汁を作ってみましょう。参照文部科学省 食品データベース 日本食品標準成分表2020(八訂)